こんにちは。
弓の毛は演奏中に切れてしまったり、
うっかりどこかに引っ掛けて
切ってしまうことがありますよね。
皆さんは
弓の毛が切れたらどうしていますか?
実は『切れてしまった毛をどう処理するか』
というのは、とても大事なことなんです。
と、いうことで今回は
《切れた毛の処理の仕方》
についてです。
弓の毛は演奏中に切れてしまったり、
うっかりどこかに引っ掛けて
切ってしまうことがありますよね。
皆さんは
弓の毛が切れたらどうしていますか?
実は『切れてしまった毛をどう処理するか』
というのは、とても大事なことなんです。
と、いうことで今回は
《切れた毛の処理の仕方》
についてです。
ヴァイオリンの弓の毛が切れた時
絶対にやってはいけないことがあります。
それは引っこ抜くことです。
弓には
大体150〜180本の毛が使われていて
隙間なく一列に並べられています。
もし、切れた毛を引き抜いてしまうと
毛の間に隙間ができるため、
他の毛も抜けやすくなってしまいます。
『最近、よく弓の毛が切れる』
『気が付いたら弓の毛がすごく減っている』
という方は、切れた毛を引き抜いている
可能性があります。
こうなってしまうと
毛を丸ごと張り替えるしかありません。
切れた毛を引き抜くのは
絶対にやめましょう!!
毛が切れてしまった時は、
ハサミで根元近くから切ります。
他の毛まで切らないように
よ〜く注意してくださいね!!
本番中に毛が切れてしまった場合は
ハサミがないので手で切りますが、
この時は方向に注意が必要です。
弓の元に残った切れた毛は
弓のフロッグの方に引っ張って切り
弓の先に残った切れた毛は
弓の先に向かって引っ張って切ります。
こうすれば
毛の根元の部分は弓の中に残るので
隙間ができることはありません。
すぐにパッと切れれば問題ありませんが、
上手くいかずに何回も引っ張ると
引き抜いてしまうので気を付けましょう。
ハサミで切るのが一番安全なので
練習中はハサミで処理してくださいね。
こうすれば
毛の根元の部分は弓の中に残るので
隙間ができることはありません。
すぐにパッと切れれば問題ありませんが、
上手くいかずに何回も引っ張ると
引き抜いてしまうので気を付けましょう。
ハサミで切るのが一番安全なので
練習中はハサミで処理してくださいね。
以前のブログで
『ヴァイオリンの弦は消耗品』
というお話をしましたが、
弓の毛も消耗品です。
必ず取り替える時期は来ますが、
知識があれば長持ちさせることはできます。
逆に、雑な扱いをすると
寿命が短くなってしまいます。
是非、適切な処理をして
長持ちさせましょう!
それでは、また🌸
コメントをお書きください