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弦の種類①

こんにちは。

今回はヴァイオリンの弦についてです。


ヴァイオリンの弦は消耗品です。

古くなると音が悪くなります。
そして突然切れてしまうこともあります。

切れてしまった弦はもう使えないので
新しい弦に張り替えなければいけません。

いつ切れても張り替えられるように
予備の弦を用意しておきましょう。


楽器屋さんで弦のコーナーを見ると
色々な種類があって
どれを買えば良いのか迷ってしまいますね。

弦は種類によって音が全く変わるので、
たくさんある種類の中から
自分の好きな音の弦を探していくのですが…

ヴァイオリンを始めたばかりの時は
どう選んで良いのかわかりませんよね。

慣れるまでは先生に相談しましょう。

独学で頑張っていらっしゃる方は
楽器に張ってある弦と同じものを
予備で用意しておきましょう。



『自分の使っている弦が何かわからない!』
という方は弦の袋を見てください。


袋にメーカーと弦の名前が書いてあります。
写真の弦はすべてピラストロ社の弦で
左から
《ゴールド》
《オイドクサ》
《エヴァピラッツィ》
です。

名前が読めなくても
弦はそれぞれ袋のデザインが違うので
同じ袋を楽器屋さんで選べば大丈夫です。


『袋、ないです…😢』

という方、大丈夫ですよ!

弦を見るだけでも
種類を見分けることができます。

見る所はここです。

弦に色のついた糸が巻いてあります。
この糸の色は弦の種類によって違います。

上の写真は
トマスティーク社の《ドミナント》


下の写真の黄色と白のシマシマの弦は
《ゴールド》です。

先程の写真で袋をお見せした
オイドクサは青と白のシマシマ

エヴァピラッツィは緑と黒のシマシマです。

楽器屋さんに弦を見せれば
使っている弦が何かを教えてくれます。

弦楽器担当の人がいない場合は
わからないこともありますので、
お店で確認してくださいね。


弦を買う際にはサイズに注意してください。

大人用の楽器は4/4だけですが、
子供用の分数楽器にはサイズがあります。

弦にもサイズがありますので
自分の楽器のサイズの弦を買いましょう!


今回は弦の知識の超初級編でした。

たくさんある種類の中から
自分の好きな弦を見つけるのは
なかなか大変です。

でも、自分の好きな弦が見つかると
演奏が格段に楽しくなります。
ヴァイオリンに慣れてきたら
是非、色んな弦を試してみてください。


次回は、弦の種類を素材別に説明します。

それでは、また🌸