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練習方法④

こんにちは。

《改善したい練習方法》第4回です。 

今回はカウントについてです。


4、カウントしないでひいている

以前のブログ

『演奏を始める前には
 必ず自分の決めたテンポで
 1〜2小節分のカウントをしましょう』

というお話をしました。

皆さん、できていますか?
できていない方は是非今日から
やってみてくださいね。


今回はその続き、
演奏中のカウントについてです。


《演奏している時にカウントしていない》
と、いう方が結構いらっしゃいます。


カウントをしなくても、ひけるよ〜
と、思うかもしれませんが、
先生に
『その音、拍が足りないよ』
とか
『その音、長過ぎるよ〜』
って、言われたことはありませんか?


カウントをしていない方は、拍がズレやすく
特に長い音符と休符が正確にひけません。


音がたくさんある時は一つ一つ正しくひけば
ほぼテンポ通りになります。

でも、
1小節に全音符が1つの時や
2小節間タイで繋がった長い音符がある時は
どうでしょうか?

自分で数えないと
絶対に正確な長さにはなりませんよね。

休符も同じです。
音がなくなるので自分で数えないと
長く休んでしまったり、
逆に休みが短くなったりしてしまいます。



カウントしないで演奏すると
音符と休符の長さが目分量になるので

本当は4拍伸ばす音が3.5拍になったり、
逆に5拍以上伸ばしてしまったり…。

突然、曲の拍子が狂ってしまうのです。

さっきまで4拍子だったのに
急に3拍子や5拍子になると
とても違和感のある
演奏になってしまいます。


さらに!
カウントが苦手な方は
ピアノの伴奏と合わせるのも苦手です。

発表会の前に苦労したこと、ありませんか?

オーケストラや室内楽で合奏する時も
普段からカウントをして
正確な拍子で練習していないと
周りと合わせるのはとても大変です。

練習の時からしっかりカウントをして、
正確にひけるようにしておきましょう!


カウントしながら演奏するというのは
慣れるまでは難しいかもしれませんが、
何度も練習していると、
自然とできるようになります。


演奏を始める前に
1〜2小節分カウントしたら、
そのカウントを止めずに演奏する
という癖をつけましょう!

それでは、また🌸