こんにちは。
今回はこの装飾音についてです。
今回はこの装飾音についてです。
5、前打音(ぜんだおん)
前打音は
トリルやターンのように記号ではなく、
小さな音符で書かれている装飾音です。
いくつか種類がありますが、
名前を覚える必要はありません。
それぞれの違いがわかれば大丈夫です。
⑴長前打音
音符の前に小さな音符がつく装飾音です。
実際に演奏する音を楽譜にすると
このようになります。
長前打音が八分音符で書いてあったら、
装飾音を八分音符でひいて、
その分基本の音が短くなります。
長前打音が八分音符で書いてあったら、
装飾音を八分音符でひいて、
その分基本の音が短くなります。
⑵短前打音
長前打音と同じで
音符の前に小さな音符のつく装飾音ですが、
装飾音に斜線がつきます。
演奏する場合は
このように、装飾音を短くひきます。
どれくらい短くするかの決まりはないので、
もっと短く演奏することもあります。
どれくらい短くするかの決まりはないので、
もっと短く演奏することもあります。
⑶複前打音
前打音が複数になった装飾音です。
演奏すると
このようになります。
短前打音のように斜線はつきませんが、
短めに演奏されることもあります。
短前打音のように斜線はつきませんが、
短めに演奏されることもあります。
複前打音は
2個以上の音が入ることもあります。
6、後打音(こうだおん)
音符の後ろに小さな音符で書かれる
装飾音です。
次の音符の直前に演奏されます。
短さには決まりがないので
このように演奏しても問題ありません。
後打音は
トリルとセットになっていることが多い
装飾音です。
後打音は
トリルとセットになっていることが多い
装飾音です。
装飾音は不揃いだとキレイに聞こえません。
慣れるまではゆっくり練習して、
徐々に指を動かすスピードを上げましょう。
トリルの説明の時にもお話ししましたが、
ヴァイオリンで装飾音を演奏する場合、
動かしやすい指で使うことが大切です。
特にトリルで長く装飾音を演奏する時は
4の指(小指)では難しいと思います。
ひきやすい指で装飾音をひくためには、
その前のフィンガリングを決めておく
必要があります。
また、あくまで『装飾』音なので、
一生懸命になり過ぎて一番目立ってしまうと
全体のバランスが悪くなります。
苦手でもあまり身構えずに、
軽やかに演奏しましょう!
それでは、また🌸
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