こんにちは。
今回も装飾音についてです。
前回説明したトリルと似ているけど、
ちょっと違う2つの装飾音を
説明したいと思います。
今回も装飾音についてです。
前回説明したトリルと似ているけど、
ちょっと違う2つの装飾音を
説明したいと思います。
2、プラルトリラー(Pralltriller)
プラルトリラーとは
このギザギザした記号のことです。
プラルトリラーは
記号がついている音の後に
その1つ上の音をひいて
すぐに元の音に戻ってくる記号です。
音符で表すとこうなります。
プラルトリラーは
記号がついている音の後に
その1つ上の音をひいて
すぐに元の音に戻ってくる記号です。
音符で表すとこうなります。
1つ上の音をひくのはトリルと同じですが、
プラルトリラーは上の音を1回だけひいたら
あとは基本の音を伸ばします。
トリルは音符全体を装飾するのに対して、
プラルトリラーは
音符の頭をちょこっと装飾する記号です。
トリルと同様に
プラルトリラーにも臨時記号がつくことが
あります。
臨時記号がついている時は
記号のついている音の1つ上の音に
臨時記号をつけて演奏しましょう。
3、モルデント(Mordent)
モルデントは
この記号です。
プラルトリラーに縦線が入った記号ですね。
モルデントはこのように演奏します。
プラルトリラーに縦線が入った記号ですね。
モルデントはこのように演奏します。
トリルとプラルトリラーの時は1つ上の音を
ひいて基本の音に戻ってきましたが、
モルデントは1つ下の音をひいて
基本の音に戻ります。
回数はプラルトリラーと同じで1回です。
モルデントにも
臨時記号がつくことがあります。
この場合は基本の音の1つ下の音に
臨時記号をつけて演奏しましょう。
トリルは2つの音をどのくらいの速さで
何回繰り返すかは決まっていませんが、
プラルトリラーとモルデントは
素早く1回往復させる記号です。
意味は似ていますが、性格が違うので
曲での使われ方も違います。
違いをちゃんと理解して
演奏できるようにしましょう!
それでは、また🌸
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