こんにちは。
今回は
『演奏を始める前にやっておきたいこと』
の2つ目です。
やっておきたいことの2つ目
それは『呼吸』です。
今回は
『演奏を始める前にやっておきたいこと』
の2つ目です。
やっておきたいことの2つ目
それは『呼吸』です。
前回お話したように
楽譜の記号を確認したら、
まずは自分の決めたテンポで1〜2小節分
カウントします。
カウントを楽譜で表すと
こんな感じになります。
呼吸はカウントに合わせて行います。
呼吸はカウントに合わせて行います。
演奏を始める1拍前、
この楽譜は四分の四拍子なので
4拍目に息を吸いましょう。
息の速さは曲のテンポに合わせます。
LargoやLentoならゆったりと
AllegroやVivaceなら速く吸ってください。
この曲はAndanteなので、
歩く速さを想像して、
その速さに合わせて息を吸いましょう。
カウントに合わせて呼吸をすると
自分の決めたテンポに合わせて身体が動き、
曲のテンポが最初から安定します。
この呼吸が上手くできるようになると
自分のひきたいテンポを
まわりの人に伝えられるようになります。
室内楽で指揮者がいなくても
演奏を合わせられるのは、
全員が呼吸を合わせているからです。
また、演奏前に呼吸をすることで、
身体の力を抜くことができます。
自分では気付きにくいのですが、
楽器を構えると身体に力が入ってしまう方は
多いです。
身体に力が入ったまま、呼吸も止めていると
自然な動きができず、良い音は出せません。
曲の最初の音が上手く出せないという人は
呼吸を意識してみましょう。
発表会や演奏会など、人前で演奏する時は
特に身体が強張りやすいです。
呼吸をすると身体の力が抜けますし、
気持ちも落ち着きますよ。
急に本番で呼吸をしようと思っても
焦ってしまい、うまくいかないので
練習の時から
演奏する前には必ず呼吸をしましょう。
ヴァイオリンをひこうと思うと、
音を出すことだけに集中してしまうことが
あります。
集中するのはとても良いことですが、
曲の雰囲気や、自分の身体の状態にも
気を使わないと良い演奏はできません。
音を出す前には
必ずカウントと呼吸をしましょう!
それでは、また🌸
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