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楽器の選び方①

こんにちは。

今日はヴァイオリンの選び方についてです。

『ヴァイオリンを始めたいけれど、
 どんな楽器を買えば良いのかわからない』
という方や、
『ヴァイオリンを始めて何年も経つから
 そろそろ新しい楽器が欲しい!』
という方がいらっしゃると思います。


選ぶ楽器はそれぞれの好みや熟練度によって
変わります。

予算・音・見た目…などなど
選び方は色々ありますが、
やっぱり一番大きな要因は予算です。

予算に余裕があれば、選択肢は増えます。

ただ、『高ければ高いものほど良い楽器』
というわけでもないので、
今回は、予算も考えつつにはなりますが、
それ以外の要因を主軸にして
楽器の選び方を説明したいと思います。


※ネットではなく、実店舗で購入することを
前提にお話していきます。




1、ヴァイオリンの製造方法で選ぶ

ヴァイオリンには大まかにわけて
2種類の製造方法があります。

①機械で作ったもの
②職人さんが手作業で作ったもの
です。


①機械で作ったもの

機械で作ったものは量産品です。
メーカーによって値段も音も違いますが、
同じメーカーの同じ価格帯のものは
各楽器にあまり違いがありません。

値段がお手頃で、弓やケースなどが
セットでついていることも多いので、
基礎を学ぶにはうってつけです。

初心者の方におすすめです。


②職人さんが手作業で作ったもの

職人さんが一から手作業で作ったものは、
同じ職人さんが作っても
同じ楽器になることはありません。

音も見た目も全て違います。

値段にも相当な幅があり、
弓も別に購入しなければならないので、
機械で作ったものと比べると
かなり高額になります。

自分の好きな音を追求したい方、
今の楽器では物足りなくなった方、
他人とは違うものを持ちたい方、
におすすめです。



前述したように
予算には余裕があれば、選択肢は増えます。

でも、楽器を購入するためには
お金だけではなく、時間もかかります。

『あまり時間はかけられない』
という方は量産品がおすすめです。
どの楽器も安定してほぼ同じ品質なので、
楽器を選ぶ失敗が少なくなります。

量産品の中でも価格帯が変われば
音も見た目も変わりますので、
目的と予算に合ったものを選んでください。


『自分だけの楽器を見つけたい!』
という方は、まずは色んな楽器をひき比べて
自分の好みを知りましょう。

焦ってしまうと、値段に見合わない楽器を
購入してしまう可能性があります。

焦らず時間をかけて楽器を探してください。



今回は製造方法による楽器の選び方でした。

次回は、また別のポイントから
楽器の選び方をお話したいと思います。

それでは、また🌸