· 

ヴィオラ①

こんにちは。

今日はヴィオラについてです。


私の教室ではヴァイオリンだけでなく、
ヴィオラのレッスンもしています。
私自身はオーケストラや室内楽でヴィオラを
演奏しています。



ヴィオラはヴァイオリンと同じ
弦楽器の仲間です。

オーケストラや室内楽では
ヴァイオリンとチェロの間の中音域を
担当します。
主役になることは少ないですが、
音楽に厚みや深みを出す重要な楽器です。


ヴィオラは形はヴァイオリンと同じですが、
大きさが違います。

左がヴァイオリン、右がヴィオラです。

構えると
ヴァイオリン

ヴィオラ

ヴィオラの方が少し大きいですね。


ヴァイオリンはフルサイズになると
大きさはほぼ同じですが、
ヴィオラにはサイズがあります。

本体のサイズが
小さいものは約38cm、
大きいものは約45cmと、
かなり大きさに差があります。

どんなサイズでもひければ良いのですが、
私は42cm以上は大き過ぎて
ひくことができません。

写真の私の楽器の本体部分は40.5cmです。

42cmのものと1.5cmしか変わらないのですが、
実際に演奏してみると
この差はかなり大きいんですよ!

ヴィオラはサイズによって音色が
変わります。
小さなものは明るく軽やかな音、
大きなものは力強く深みのある音を
出すことができます。

私は深みのある音を出したかったので、
自分の持てる範囲で
できるだけ大きなヴィオラを選びました。

音色もサイズも自分にぴったり合う
ヴィオラに出会うのはなかなか大変です。


ヴィオラにはヴァイオリンと同様に
4本の弦が張ってあります。
でも、音が少し違います。


次回はヴィオラの弦について説明です。

それでは、また🌸