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基本の姿勢②

こんにちは。

今日は座って演奏する姿勢についてです。


座っていると、立っている時よりもさらに
足への意識は薄くなります。

でも、上半身の力を抜くためには、
足と腰のしっかりした支えが必要です。

良い音で演奏するために、
座っている時も姿勢に気を付けましょう!



椅子には浅く腰掛けます。
背もたれがある椅子に座る時は、
寄りかからないようにしましょう。

足は立っている時と同じように
腰幅から肩幅程度に開き、
右足を少し後ろに引きます。

座っても脚の内側の筋肉を意識して
いつでも立ち上がれるような状態にします。

身体を足と腰でしっかりと支えます。

立っている時は両脚に均等に体重を
かけましたが、座っている時は
足とお尻に均等に体重をかけるイメージを
持ってください。

立っている時と同様に
腰の上に肩を積み上げるように
背筋を伸ばします。


背筋を伸ばそうと意識し過ぎて
腰が反ってしまうことがありますので
注意しましょう。


疲れてくるとだんだん猫背になって
楽器が下がってきます。


腰と肩が真っ直ぐになっているか、
常に意識しましょう。


座って演奏するのは一見楽そうなんですが、
私はオーケストラや室内楽で演奏した後は
立っている時より足や腰が疲れていることが
あります。

でも足と腰でしっかり身体を支えると
肩と腕の力が抜けて
良い音でのびのびと演奏できます。
座って練習する時も、
鏡で自分の姿勢を確認してください。


立って演奏する時も、座って演奏する時も、
姿勢に気を付けて、良い音を出しましょう!

それでは、また🌸