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弓で音を出してみよう!⑤

こんにちは。

ボウイングの説明の第5回です。

では、前回までのおさらいです。
・弓は駒と指板の中央に置く
・弓は弦と垂直になるように置く
・一本の弦をひく
・同じ場所をひく
・真っ直ぐひく  

そして今回、気を付けたいポイントは
『同じ速さで同じ幅をひく』
です。


均一な音を出すためには、弓を
同じ速さ・同じ幅で動かす必要があります。

前回までの5つの注意点に気を付けながら
弓を動かせるようになったら、
使う弓の幅を決めて練習をしてみましょう。

ボーイングの説明の第1回で、
最初は弓を三等分して、中弓の部分で
練習するというお話をしました。

弓を動かすことに慣れてきたら
弓の幅を徐々に広げていきます。

今度は弓を三等分から四等分にして、
真ん中の二つの部分でひいてみましょう。

この練習をする時は、
弓に印を付けるとわかりやすいです。

弓に印を付けて、
メトロノームに合わせて練習しましょう。 


私はメトロノームを60に合わせていますが、
最初はもっとゆっくりからでも大丈夫です!

なかなかうまくいかないかもしれませんが、
焦らずに練習してください。

この練習中も、今までの注意点
・弓は駒と指板の中央に置く
・弓は弦と垂直になるように置く
・一本の弦をひく
・同じ場所をひく
・真っ直ぐひく 
を、忘れないようにしましょう!

弓の角度や場所、肘の位置などを
確認しながら練習してくださいね。


ちなみに弓に付ける印ですが、
私の教室では始めたばかりの
子供の生徒さんの弓にはシールを貼ります。
大人の生徒さんの場合はシールではなく
これを使います。
これは鉛筆のグリップです。
100円ショップで買うことができます。

これを三等分にして

筒状の部分にもハサミを入れてカットして

弓に付ければ完成です!

これなら弓に跡が残りませんし、
着脱も簡単なのでとてもおすすめですよ!


今回でボウイングの説明は一旦終わりです。
ボウイングは本当に難しい技術なので、
まだまだ注意点はあるのですが、
今回のシリーズは初心者の方向けなので
ヴァイオリンを始めたばかりの生徒さんに
私がしているレッスンを文章にしました。

気をつけるポイントは
・弓は駒と指板の中央に置く
・弓は弦と垂直になるように置く
・一本の弦をひく
・同じ場所をひく
・真っ直ぐひく 
・同じ速さで同じ幅をひく
です。

わかりにくいところがありましたら、
お気軽にご質問ください。


とにかく基礎が大事です!
注意点を忘れずに、
たくさん練習してくださいね。

それでは、また🌸