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弓で音を出してみよう!③

こんにちは。

ボウイングの説明の第3回です。

前回までに
・弓は駒と指板の中央に置く
・弓は弦と垂直になるように置く
・一本の弦をひく
という3つの注意点をお話ししました。

今回、気を付けたいポイントは
『同じ場所をひく』です。



最初に駒と指板の中央に弓を置きましたね。
この場所は、ヴァイオリンが良い音を出せる場所なんです。

なので、ヴァイオリンを演奏する時は
弓を置く時だけでなく、弓を動かす時も、
この同じ場所を弓が通るようにします。

最初のうちは、かなり意識しておかないと
弓が弦の上を滑ってしまいます。

弓が指板の方に滑っている状態

弓が駒の方に滑っている状態
ダウンの時に指板の方に、アップの時に駒の方に弓が滑ってしまうことが多いです。 

弓が弦の上を滑ると音がかすれてしまい、
良い音が出ません。

最初に弓を置いた場所をひき続けましょう。

弓を動かすことに一生懸命になりすぎると、
自分の弓が弦のどこにあたっているか
意識するのを忘れてしまう方が多いです。

弦と弓があたっている場所を
よく見ながら、弓を動かしましょう。


それでは
今回までの注意点のおさらいです!
・弓は駒と指板の中央に置く
・弓は弦と垂直になるように置く
・一本の弦をひく
・同じ場所をひく
です。

注意点が増えてきましたね。
意識しながら練習を続けると、
少しずつ自然にできるようになってきます。

一つ一つ丁寧に覚えていきましょう!


次回はボウイングの第4回です。
ボウイングの話、もうちょっと続きます。

それでは、また🌸