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弓で音を出してみよう!①

こんにちは。

今回はボウイングです。

ボウイングとは
弓を弦にあて、上下に動かして音を出す
ことです。
ヴァイオリンをひく上で、
とても重要で、難しい動作なので、
数回に分けて説明します。

基礎からしっかり勉強していきましょう!



弓のフロッグの付いている方を『元』
先端を『先』といいます。

弓の元から先に向かって動かすことを
『ダウン(down bow)』又は『下げ弓』

反対に、先から元へ動かすことを
『アップ(up bow)』又は『上げ弓』
といいます。

ヴァイオリンは、弓のダウンとアップで、
色んな音を出すことができます。


最初は弓をたくさん動かすのが難しいので、
弓の長さの1/3
中弓の部分で音を出してみましょう。

まず姿勢良く立ちます。
足は腰幅程度に開いて、
両足に均等に体重をかけましょう。

楽器は床と水平に持ちます。

弓を置く弦の場所は、駒と指板の中央

弓と弦が垂直になるように置きます。

今回気を付けたいことは、

①弓は駒と指板の中央に置く
②弓は弦と垂直になるように置く

この2点です。

弓の場所と角度を正しく置けたら、
まず弓を先に向かって動かし(ダウン)、
次に元に向かって動かします(アップ)。

場所と角度を確認しながら、
何度もやってみましょう。

姿見など大きな鏡があると便利です。

ボウイングはとても難しいので、最初は
なかなかうまくいかないかもしれません。
でもヴァイオリンにとってボウイングは、
音を出すというとても大切なことなので、
焦らずに練習していきましょう。


次回もボウイングのお話です。

それでは、また🌸