肩当ての仕組み

こんにちは。

今日は肩当ての仕組みについて説明したいと思います。
肩当てはとてもよくできていて、いろんな体型に合うようになっています。
でも、なんとなく身体に合わないなぁ、ということもあります。

そんな時、肩当ての仕組みを知っていると身体に合わせて調整できますので、是非参考にしてください。


まずは肩当ての脚の部分です。

脚の部分はネジのように回して、脚を伸ばすことができます。

脚を伸ばした状態がこちら。

身体と楽器の隙間が上手く埋まらないと言う方は、脚を伸ばして、肩当てを高くしてみてください。

次は肩当ての裏を見てみましょう。

裏にもネジが付いていますね。
ネジの通っている穴を変えることで、肩当ての幅を変えることができます。

ヴァイオリンはどれもほぼ同じ大きさです。
それでも若干の個体差はありますので、ご自分の楽器と合わないと思ったら、この裏側のネジで、肩当ての幅を変えてみて下さい。

私の教室ではヴィオラのレッスンもしています。
ヴィオラはヴァイオリンと違い、大人の楽器でも楽器のサイズが色々あります。
ヴィオラを習っている方は、是非このネジを使って、ご自分の楽器に合った幅を見つけてください。

ちなみに…
子供用の肩当てですが、裏をよく見てみると数字が書いてあることがあります。

この数字は楽器のサイズです。
つまり
『ネジで幅を変えることで、1/8と1/4の楽器に使えますよ〜』
ということです。

こちらの肩当てには1/16 TO 1/4と書いてあります。(数字の4が削れていて見にくいのですが…)
なので、この肩当ては1/16〜1/4サイズまで使えるということですね。

身体が大きくなって、楽器のサイズを変えなければいけなくなった時でも、肩当てはそのまま使えることもありますので、一度確認しておきましょう!

今回は少し細かい説明になりましたので、わからないことがありましたら、是非ご質問ください。


次回の投稿では、弓と松脂(まつやに)について説明したいと思います。

それでは、また🌸